学生靴、どう対処したらいいのかわからないと言われる調整について、改めて考えてみました

履きやすい靴を求めて

 


 

こんにちは。巡(めぐり)と申します。

靴が痛い・靴選びが難しいなどの靴のお悩みはありませんか?

そんなお悩みを解消したい!という活動をしています。

 

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(トップの写真は学生靴ではなく、カジュアルな黒の革スリッポンです)

今年の春に、学生靴の買い物に同伴したことがありましたが、やはり苦戦しました。

春から学生靴を履く予定のお子さんがいたら、早い時期から慣らしを始めた方がいいですよ

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新入学、学生靴の準備が必要な学校が多いですね。タイミングを逃すと在庫切れになり自分のサイズが買えなくなってしまう事も。

突然の革靴生活でけっこう悲惨な思いをされている方も多いと思います。

時々、『歩きづらくて困っている』とDMをいただく事もあります。

ご依頼があれば同伴で一緒にローファー探しをすることもあります。

3〜4月にあわてて買おうとする方も多くいらっしゃいますが、4月上旬は、在庫ないんですよね~

良いと思ったものがあってもサイズ切れで買えませんとか。ONシーズンでは、よくあります。

よくある革のローファーなら、今からなら探せるのと、慣らす時間がちゃんとあるのでなんとかなる…かな

なぜかローファー指定が多い?(それとも好みで買うだけなのか?)

校則にもよると思いますが、一応買っておかなければいけない物であるならば、早めに買う•慣らすのをおすすめします

入学前にサイズアウトするとしたら、それはもう仕方ないですが。

それはまた買うしかないです。。。足が革靴を覚える期間と思うしかないんですね。

革靴はスニーカーとは大きく違うので慣らす期間が必要です。いきなり新しい革靴で登下校すると靴擦れしてしまうかも。

いままでずっとスニーカーで(しかも柔らかめ)で慣らしてきた足に、いきなり革靴を制服として履かせるのは苦行とも言えますよね。

しかも、学生さんはまだまだ成長期です。

しっかり履けないと足を痛めてしまい、つらいですよね・・・(実際、痛める子が多いです)

 

甲をベルトで留める靴、いわゆるメリージェーンがokな学校ならちょっとラッキーだと思います。

学生靴でやっかいなのはローファー指定の場合です。

学生靴(ローファー)を購入する際の大事なチェックポイントを解説していきます。

学生靴はいわゆるスリップオン型が多いのですね。

ローファー=怠け者という意味のようですが、脱ぎ履きが簡単な靴というのは歩行にはあまり適してない物が多いです。

脱ぎ履きが簡単な靴=足に良くない靴、との解釈でOKだと思います。

お子さんの靴が足に良くないのは心配ですよね!

では、購入時に気を付けるポイントを解説します。

①つま先の空き具合はどうか(捨て寸)

どんな靴でもつま先にほんの少し余裕を持たせます。1番長い足指から1cm程度空くと良いです。

下の写真に書きましたが、つま先が当たるのはNGです

かかとをつけ、足の指をまっすぐ伸ばしたときに、つま先があたるのは足の長さ(足長)が小さいという判断になります。

歩いてみて、足が靴の中で少し動きますがその時につま先が触るのも良くないです。つま先を痛めます。

②踵かかとが合うか

かかとが合わないとズルズルと擦れてしまい、靴擦れをします。
要因はいくつかあり、サイズが大きすぎる・踵の大きさ・踵の形・もしくは靴の底の硬さによっても踵が靴擦れします。

学生靴では、靴底が硬すぎて曲がらないという靴も見受けられます。(下の写真の)

靴の前部分は、歩いた時に屈曲をしてしっかり踵が脱げないものが良いですよ!

『安いものでいいわ』と簡単に選んだ時、このソールが硬いものだったというお話がとても多いです。

 

この写真のように底がきちんと曲がると、靴が足に着いてきてくれます。
学生靴は硬く丈夫に出来ているものが多いので、履き試すときにしっかり歩いてみて、底が屈曲するかを確かめましょう。

 

前の部分がしっかり屈曲しない靴は、かかとが擦れやすいです

踵の形、踵の大きさによっては靴と合わずに脱げやすくなるものがあります。
試し履きで踵が合わないと感じたら、修正は難しいので他の靴にする方が無難です。

 

③甲の高さが合うか

これは、よく間違いやすいポイントです。
甲に余裕は必要なく、ピタッとしっかりと抑えるものが良いです。
『甲が薄い足で羨ましい』と思う方もいるようですが、じつは逆です。

靴に比べて甲の高さが低い足だと(甲が薄い足)靴の中で足が動きやすく、とてもトラブルが多くなります。

マークした部分が、スカスカで足が動いてしまう場合は、甲の高さが合っていないと判断していいと思います。これを曖昧にすると、ほぼ歩けません。

靴ベラ無しでも履けてしまうような状態になっています。

ある程度は調整用の前半分の中敷きや、甲に貼るタンパッドでも対応できますが、そもそも合っていないので、長くは履けないと思って良いでしょう。

 

④くるぶしが当たらないか?

少し深めの作りになっているものが多いので、外くるぶしに違和感を覚える方もいます。

この部分には踵の芯が入ってる靴が多いので、硬めにできています。
(この踵の芯が柔らかい靴よりも、硬い靴の方が良い靴です)

この踵の深さと硬さが、外くるぶしに合わない場合もあります。

だいたいの場合は、踵に2~3mmのフェルトなどを入れてくるぶしの位置を持ち上げてという対応になります。これは簡単に解消できます。

くるぶしの位置を持ち上げる為には、クッション性の少ない硬めのインソールやフェルトの方が良いですよ。沈み込みを防ぐためです。

 

⑤履き口の大きさは?

履き口が大きいと足が簡単に入りますが、歩きづらいと思ってください。

この大きさは、なるべく小さいほうが無難です。
履き口が小さいと足が入れづらいですが、靴ベラを使ってやっと入るくらいが理想です。

学生さんで靴ベラを持ち歩かない、面倒くさがって使わない、という子がほとんどだと思います。靴ベラの代わりになるのは指でしょうか。。。

靴ベラを入れるように、人差し指を踵に入れて足を滑り込ませるようにして、靴の踵を踏まないように気を付けましょう。

また、つま先をとんとん、は絶対にやめましょう!
靴をとても傷めますし、足と踵が合わなくなってしまいます。

 

学生靴、特にローファー選びは本当に難しい。指定が無ければヒモ靴やベルトで留められる靴がおすすめです。

ローファー=怠け者と訳されるように、簡単に履ける靴はずっと歩ける靴ではありません。

足を支えてくれる機能的な靴ではないので、かなり疲れやすいのと靴擦れしやすいです。

おうちで必ず練習や調整が必要になってきます。

簡単に履ける靴は、簡単に脱げる靴であり、全く足を支えない靴です

一般的に1万円以下程度で販売されている学生靴は、ゆったりめに作られていたり、本底が硬めに出来ているものが多い印象です。

革は厚めの1枚革が多いので、革自体はよくなじみます。合成皮革では難しいです。

勘違いされやすいのですが、革が馴染む=靴が履きやすく変化するという意味ではありません。

履きやすくなるかどうかはわからない。

革の馴染みは、革がしっとりと柔らかくなり、足の形になってきます

それはもちろん良い事ですが、=履きやすく変化するとは言えません。

靴の履き心地って、革の問題だけではないからです

難しいですよね~。

できれば、学生靴も2〜3足持っているといいですね。

少しずつ買っておいて、家の近所から慣らすといいですよ!!

学生靴の相談も受け付けています(だいぶ苦戦しますが…)

お問い合わせお待ちしております!

(訪問、または ripplenail サロンにて。ホットペッパーからご予約可能です)

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靴の事で何かお困りの方、どうぞ小さなことでもご相談ください。

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