靴の愚痴に少しお答えする、という日です。

靴の基本

靴相談の巡です。いつもはお悩み相談をメインにしていますが、今日は少し変わって『靴の愚痴』にお答えしたいと思います。ただの愚痴大会でも良いのですが、愚痴=お悩みという判断で、お答えをしていきたいと思います。

本日の靴の愚痴;心地よく履ける靴に出会ったことが無い(T_T)幅広・24.5cmです

すごーく、すごーく、よく聞く愚痴です。

キーワードとしては

  • 心地良く履ける靴が見つからない
  • 幅広
  • 24.5cm(女性)

一つずつ、検証してみます。

心地良く履ける靴ってどんな靴を思い浮かべますか?

心地良く履ける靴!これは誰もが欲しい靴・・・ですよね!

革靴でもスニーカーでもサンダルでも、心地良く履ける靴ってありそうで見つからない!そう思いませんか?

では、心地良く履ける靴ってどんな靴なのでしょうか。どんな印象をお持ちですか?

  1. スニーカーかな
  2. 長い距離を歩いても疲れにくいとか
  3. クッション性がある靴
  4. ピタッと履ける靴

身近で聞いたところ、これらの話が出てきました。

一口に言ってもなかなか難しいですね。人それぞれ印象が違います。

(実際にこの愚痴はInstagramで聞いた声です。この方の靴や足とのフィッティングは見ていませんので、どのような状態のお靴を持っているのかはわかりません)

このような事情がありますので、今回はよくあるお客様の靴や足を例に解説をしてみます。

みなさん、お靴を買われるときにどんなことを基準に選んでいるでしょうか。

  1. デザイン、色など(見た目・好み)
  2. 靴に刻印されているサイズ表記
  3. 試し履きの良さ
  4. セールなど、価格重視
  5. 店員さんにオススメされた

こんなところでしょうか?

その時によって違うという事もありますよね。

『仕事用の靴は黒じゃなきゃダメとか』

『ちょうどセール時期だからお得な靴を2足買いたい』とか

いろいろタイミングや事情もありますね。

よくあるのが、『セールで買った靴、安いから慌てて買ってしまい、数日履いてみたら痛くて仕方ない』

こんなお悩みはよくあります。

あと、よく聞くのが『店員さんにすすめられた、でも数日履いてみたら履きやすくない』というお悩み。

店員さんとどんな風にお話をされたかも気になるところです。

店員さんに聞くことはすごく大事なのですが、まずは自分でも正しい基準が欲しいですね。

心地良く履ける靴が欲しい!って思ったときに、実際はどんな風に選べばいいのだろうか。

旅行や長時間のお出かけでも、楽しく歩きたい。そんな靴を探したい!!

履き心地重視で靴を選ぶ際の、気を付けるポイントをいくつか挙げてみます。

【例】普段、24.5cmの靴を買う事が多い人の場合

  1. 本当に24.5cmなのか。幅が広いなど言葉の雰囲気ではなく、正確な数値を計る
  2. 靴によってサイズ感が違うので『自分は24.5cmなら履けるはずだ』などの思い込みをやめる
  3. 『24.5cmで良い』と思っても、24.0cm、25.0cmも試し履きをする
  4. ひも靴は、試し履きでもしっかり結んで歩いてみる、必ず両足履く
  5. 売場内をしっかり歩く
  6. 歩いた時にかかとが動くのはダメ、かかとが脱げたりグラグラしたりは不可
  7. 『少し慣らせば履きやすくなるだろう』という曖昧な期待をしない
  8. 最初から『ゆったりめ』という状態は良くない、最初は『ギュッとぴったりめ』で
  9. 靴のサイズ表記はあまり気にせず、つま先は1cm程度の空きが必要、横からはギュッと締める靴がよい
  10. かかとの芯は硬めが良い
  11. かかとは深めが良い

思い当たる事を書いてみました。

かかとの深さって、わかりますか??

この深さです。そしてここの硬さが大事です。柔らかい靴は長い時間歩くと足がグラグラしてくるのでとても疲れます。

 

書いていて気がついたのですが、

心地良く履ける靴を選ぶ→→→心地良く歩ける状態にする

これが一番重要かなと思いました!

 

ゴッドハンド整体師の作った『整体枕』

心地良く履ける靴を選ぶ→→→心地良く歩ける状態にする、とは??

サイズ感、かかとの深さ、かかとの硬さなどは、靴を選ぶ時に重要なポイントですが、

  1. 両足をしっかり試す
  2. ひもはしっかり締める
  3. 売場内をしっかり歩く
  4. 慣らせば履きやすくなる、という曖昧な期待をしない
  5. 自分の足のサイズをしっかり確認する
これらは、靴選びというよりも自分で気を付けなければいけないポイントですよね。これをしっかりやっていないと、いくら良い靴を買っても心地良く履ける靴にならないのです!

 

2に、ひもをしっかり締めると書きましたが、締めるのはこの部分です。

この部分は骨がしっかり硬めになっています。柔軟さは不要です。ここをしっかり締めてあげることで、歩行がとても安定します。つまり『心地よく履ける靴になる』のです!

今、家にある靴を見直してみよう。買った時はとても良かったのに、なぜか履き心地が良くないという靴ってありませんか?

足のサイズを計ったりするのはプロのお任せしたほうが良いですね。靴屋さんで聞いてみてください。計測をしてくれるお店は多いです。

『幅が広い』という言葉をよく聞くのですが、これが非常に曖昧な表現です。

どうして幅が広いと思うのか?
何と比較して幅が広いのか?

このように聞くとよくわからないという返答が多いです。

つまり、よくわからないけど幅が広いと思っているという事なんですよね。

色々な足を拝見してきましたが、確かに幅が広いという足型の方もいます。

ただし、計って幅が広い人はそんなに足の悩みがありません。(もちろん100%完璧な話でありません)

いつも合う靴が見つからないと嘆く人のほとんどが『足の幅が細い・足の甲が薄い』という人です。

ここをしっかりクリアにしていかないと、自分で靴を探すときに本当に苦労します。

洋服とは違い、『靴の場合は、大は小を兼ねない』のです。これは難しいはずですよね~!

あと、とても大事なことが一つ『購入後にしっかり正しく履いているか』です。

足のサイズがわかり、お店で店員さんと一緒に正しく選び納得して買ったのに、数日するとおかしい。。。

  • 靴ベラを使っているか
  • ヒモやベルトをしっかり留め直しているか

これは守っていないと、いくら良い靴を買ってもどんどん靴の状態が悪くなっていきます。

いまお持ちの靴を見直してみてください。

靴ベラを使っていますか?→Noの場合、かかとが潰れているかもしれません。

ひもをしっかり結んでいますか?→Noの場合、履くたびにしっかりむずび直しをします。

かかとが潰れてしまっている靴はもうダメかもしれません。状態にもよるので修理屋さんで対応してくれるか聞いてみてくださいね。

ひもをしっかり結んでいない方、今日からさっそくひもの結び直しをしてみてください。

  1. 玄関で靴を脱ぐときに、ひもを解く
  2. 次回靴を履くときに、すぐに足が入れられる、靴ベラを使い踵を合わせてひもをしっかり結ぶ

最初は凄く面倒くさいと感じると思います。でもこれを1週間続けてみてください、

1日の疲れがすごく減少すると思いますよ。

ひもを締め直ししないで歩いていたことを後悔するほどです!

慣れてしまえば、大したことはありません、玄関でほんの1~2分です。

この少しの手間で、一日の足の状態や体の状態が大きく変わるのです。

これが、心地良く履ける靴に変えていくポイントです!!

 

いかがでしょうか??

ちょっとでも、愚痴が減るといいな~~~と思いながら書いてみました。

また、次回も靴の愚痴をもらい、それを解決すべく回答していきたいと思います

 

靴の愚痴がある方、お問合せやコメント欄からもおまちしてまーーす♪

 

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