パンプスの履きづらさについて、というお話(その②)つま先が痛くなる

履きやすい靴を求めて

 

こんにちは。巡(めぐり)と申します。

靴が痛い・靴選びが難しいなどの靴のお悩みはありませんか?

そんなお悩みを解消したい!という活動をしています。

 

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前回の投稿の続きです。
https://meguri.club/2023/11/20/pumps-7/
アンケートから、パンプスのお困りごとについて考えています。
現在20件のご回答をいただいています。

前回は、かかとが脱げてしまうという内容でした。今回は【つま先が痛くなる】という事について考えてみます。

かかとが脱げるのと同じ位つらいのが【つま先の痛み】ですよね

最初は良いんだけど、歩いてるとどんどんつらくなるつま先の痛み。この原因てなんだと思いますか?

こんなふうに、つま先がギュウギュウ締め付けられますよね。

どうしてこんな風になってしまうのでしょう。

ヒールが高いということも考えられますよね。これはあると思います。

靴よりも、あなたの足の幅が広いから・・・???

さて、どうでしょうか。お靴の状態をよく思い出してみてほしいです。

 

足を入れるときに【ストン】と簡単に入る靴を選んでませんか?

 

実はとても多い【足の幅が広い】という思い込み・勘違い

『足の幅が広くて困っています』こんなお声がとっても多いのです。みなさん本当にそう思っているようなのですが、ちょっと思い出してほしいのです。

靴を購入するときにどんな風に選びましたか?

  • 脱ぎ履き簡単
  • とてもゆったり
  • クッションが厚くて足裏が気持ちいい

こんな選び方、あてはまりませんか?

これが当てはまる方→実は、思い込みとは逆。靴より足の幅が細いから!という原因が考えられるんです。

足の方が幅が広いということであれば、靴を履くのが困難だと思いませんか??

足幅が広めの場合には、ギュッギュッと押し込みように履くと思います。

逆に、靴がゆったりめであれば【ストン】と簡単に履けると思います。

あなたのパンプスは、いかがでしょうか?

 

今まで私が計測をしてきた方々の結果とは??

足長・足幅・足囲をしっかり計測した皆様の結果です。成人の男女。

いわゆる【幅広な足】が多いのか?どうなのかをグラフにしてみました。

1年前くらいにグラフにしたもので、80人くらいです。

AA以下というのはAAAなどの極細さんも含まれます。

このA・B・Cなどのアルファベットは足囲・足幅を表す記号です。

パンプスに【EEE】という表示などを見たことはありませんか?あれのことですね。

私自身の足はいつもⅮ~Eくらいという結果がでます。

これをみるとよくわかりますが、EEEという方は少ないのです。

そして、足が痛いというお話を伺う時に、みなさん口を揃えたかのように【私は足の幅が広いんです】と仰います。

【幅が広いというのは、何に対して広いのですか??】と聞いてみると、よくわからないという反応。広いということは、その対象のものがあるはずですよね。

ほとんどの場合、足の幅が広いというよりも【幅が細すぎる】という人が多いです。

パンプスの不快感がこの【足の幅が広いではなく、細い・狭い】というのが原因が多いです。

足幅や足囲が広い・狭いというのはどのように判別するのか?

判別に関しては、前回の投稿にも書いてあります→パンプスの履きづらさについて、というお話。

パンプスを履いた状態でかかとを押さえ、靴の中で足を後ろに引き寄せます。

これで、かかとに隙間を無くしますが、立ち上がったときに足が前へずれて、かかとに隙間ができてしまうようでは、靴の幅が大きすぎだと判断していいと思います。

このパターンで靴が履きづらそうな人が、とても多いです。

 

足が前にずれてしまう場合、どのように対処したらいいのか。

足が前へ滑ってずれてしまうのであれば、その隙間を埋めるようにします。

そして靴の幅を狭くしてしまいましょう。

例えばこのようなものです。
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スウェードのタイプ


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ジェルパッドのタイプ

https://amzn.to/3QZvfdY

こんな感じで、いろいろと販売されています。

選ぶコツとしては、クッションが沈み過ぎないこと。

クッションがふかふか・・・というものは避けます。沈んでしまうからです。

クッションが沈んでしまうと、幅が埋められず意味がありません。

しっかり【幅を狭くする】を意識しましょう。

 

つま先が痛い、でもかかとに隙間が無いという人の場合は?

このような場合、おそらく足長が足りていません。靴のサイズそのものが小さいという理由で痛くなっていると思います。これは買う時にしっかり捨て寸を確かめていなかったということになります。

写真の部分、つま先の隙間が必要です。
靴・足の関係にもよりますが7~8mmは欲しいです。
ちなみにこの隙間が長すぎてもダメなんです。

捨て寸という隙間が無い場合には、もう調整でどうにかするのは難しいです。(必要な長さが足りていないので・・・)

無理に履き続けると、爪を痛めてしまいます。

甲が薄い・足ゆびが長い人に起こりがちです。指が変形してくる危険もあると思うので、無理せず履くのをやめた方が良いです。

 

パンプス・つま先が痛い場合のまとめ

つま先の痛みは靴の状態、足の形によっていろいろなパターンがあります。

今回はあるあるの2パターンを説明しましたが、これ以外にも痛みの原因はさまざまです。

しっかり捨て寸を確保しつつ、それでもつま先が大きすぎてはダメ。

前に滑ってしまうと、本来の理想の位置よりもずれてしまうから。

足の位置がずれてしまうと、履きづらいのはもちろんですが、歩き方が不自然になるので姿勢がとても悪くなります。また、靴にも変な負荷がかかってバランスが悪くなるため劣化がとても早いです。

最初の購入時の判断がとても大事なんです。

後からの補正は必要最小限のみで履けるように、なるべくぴったりなサイズを選ぶように心がけてみてください。

 

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靴の事で何かお困りの方、どうぞ小さなことでもご相談ください。

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