パンプスの履きづらさについて、というお話(その①)かかとが脱げる

靴の基本

 

こんにちは。巡(めぐり)と申します。

靴が痛い・靴選びが難しいなどの靴のお悩みはありませんか?

そんなお悩みを解消したい!という活動をしています。

 

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前回の投稿でパンプスの履きづらさについてのアンケートを取ってみました。

いまのところ18件のご回答をいただいております。ありがとうございます。
こちらのアンケートはまだしばらく受付中にしておきたいと思います。(そのうち閉じます)

パンプスに対して困ったことってどんなことかな?

アンケートは無記名、選択肢として回答していただきました。

その他の回答もいただきました。

割合をグラフにするとこんな感じです。

ほぼほぼ予想通りでしたが、1番多いのはやはり「歩行中のかかと脱げ」ですね。

←これ。

これ、本当に本当に苦痛。

【かかとが脱げるけど、好きな靴だから履いている】そんなお声もあります。(私も10代のころはそんな感じでした)

 

今日は【パンプス、かかと脱げ】について考えてみたいと思います。

なぜ、かかとが脱げるのか???

これにはたくさんの理由があると思いますが、私なりの考えを書いていきます。

足より靴の方が大きい

パンプス履かない人は【そりゃそうだろ】って思うかもしれませんね。

しかしこれが、、、意外と判断が難しいのです。パンプス脱げるあるあるの1つとして【きついけど脱げる】っていう声があるのです。

歩行中脱げるってことは大きいと考えるのは自然なことです。

しかし履いてる本人は大きい意識はあまりありません。

なぜかというとゆび周りがきついと感じているからなのです。

これは【靴の大きさが足の大きさよりも大きい】からは、わかりづらい事象です。

靴が大きいと、きついわけがないと思ってしまいます。

しかし、大きいパンプスは靴内で前滑りが起こり、靴の前へ足がギュウギュウと落ちて押されています。これは少し大きいだけで起こりがちなことです。

これは自分でも分かりやすいことなので、確認してみてください。


写真のように、靴のかかとを手で抑えて足をグッと後ろへつけましょう。この時、足と靴のかかとに隙間がないようにしてから、つまさき・ゆび周りの大きさを確認します。

手を放して立ち上がってみたときに、靴内で足が前へ移動するなら、だいぶ大きいという判断です。この【靴が大きい】というのは、かかとからつま先までの長さであったり、幅が大きすぎるという事もあります(靴の幅が広すぎる)。

ゆび周りがきついから、次回はもっと幅広い靴を選ぼう!!というのは無しですよ。大きいから前滑りを起こしているんです。幅の広い靴を履き始めると、どんどん足と靴が合わなくなっていきます。悪循環ですので、気をつけましょう!

 

靴と足、かかとの大きさが合っていない

次に、かかとの大きさが合っていないという方もいます。

【靴屋さんで、足のかかと幅が小さいと言われた】と仰る方が多いです。

どのような事かというと、

このかかとの横幅ですね。

立ち上がって体重がかかると、かかとはグッと大きくなりますが、そのまま靴を合わせると体重のかからない時に パカッ と脱げますよね。

かかとが脱げるときって爪先で蹴る時なので、かかとは体重がかからず小さい状態です。このかかとが小さい状態でも足から離れないでくれる靴が理想的です。

これは歩いてみないとわかりません。

なので、お店で試し履きの時に歩くのは、とても大事なことなんですよ!遠慮せずしっかり歩いてみてくださいね。

 

足の曲がる位置と、靴の曲がる位置の関係はどうか

この話になると、もはやお客様の表情は

・・・(-_-;)・・・です。

もう、どう説明してもよくわからないという状態

(私の説明が下手すぎるのですよね、反省。。。)

この絵、わかります??(^^;)

ほんの少し、曲がる位置が違うんです。

私が見た多くは【足の曲がる位置が後ろ】です。

曲がる位置に関しては、靴の方がすこし前が多いです。100%ではないですよ。でもこれが多い感じします。

このような事であれば、足の方が先に曲がろうとしますよね。足が曲がろうとしたときに靴は曲がる位置ではないのです。

靴は曲がってこそ足にくっついてくれます。

わかるかなーー。この説明けっこう苦戦します。

ちなみに、これが合わないとわかったら、本当に履かない方がよいです。

構造上、無理だと判断してよいと思います。

これに当てはまる方は、【足幅が細め】という方が多いです。

足幅が細いというのは【靴と比べて】です。

ほかの人と比べることではないので、ここはご注意ください。

足幅が細めの方、計測した時にウィズがAA、A、Bくらいといわれた方にありがちなことがあります。それは、足の後足部が短め・前足部が長め、という足型です。

靴で表すとこれです。

この、後足部が短いのに、つま先が長い。。。そんな足型の方、珍しくないんです。

例:靴のサイズとしては23.0cmくらいが理想だけれども、実際に靴を履くと24.0cmじゃないと入らない。そんなことが起こります。

このような時に、靴と足の曲がる部分が合わないということが起こります。

 

では、かかとが脱げてしまう時の対処法は?またNGなことは?

とにかく1番大事なのは【試し履きの時に脱げてしまうならば買ってはいけない】です。いくら好きなデザインだとしてもやめておきましょう。どうせ履かなくなります。そして足を痛めます。痛くなくても、体のどこかに不調が出てくるので、長い時間履くのはやめた方がよいと思います。

では、買ってしまった場合。

慌てて買ってしまい、2~3日歩いてみたら気が付くということもありますね。私も若いころは何度も経験しましたよ。。。

だってかわいかったんだもん。。。

だってセールで見つけちゃったんだもん。。。

そんな感じですよね。はい、わかります。

おすすめの対処をご紹介します

①ベルトを付ける

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Amazonからの写真をお借りしてます

このようなものを使ってみましょう。驚くほど、フィットしますよ。
ここで紹介したのは透明のベルトですが、いろいろ種類がありますので検索してみてください。

靴と足の曲がる位置が合わない方におすすめです。

 

②前足部のインソールを入れる

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Amazonからの写真をお借りしてます

このようなインソールは【足よりも靴の方が大きいという方にお勧め】の対処です。隙間を埋めるということです。

 

③かかとに滑り止めを貼る

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これですね。このようなものが多くありますが、私がおすすめする大事なポイントは【細く・小さめ・薄め】ということです。

これは【かかとが小さい方】におすすめです。

脱げてしまう靴の履き口の滑りを防ぎます。

このような滑り止めでも、分厚いクッションの物は足の位置そのものがズレてしまいますのでご注意くださいね!!

④ストッキング→靴下に変える

え!!って思われるかもしれませんが、これ、けっこう効果的です。
以前と違い、ここ数年は【パンプスに靴下】という履き方が多くなっているんです。このような履き方はファッション雑誌などでも多く見られます。

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または、フットカバーもおすすめです。

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ココピタは本当によく止まりますよね。

 

NGとしては、つま先にティッシュペーパーを詰めてしまう事!!
これ、つま先を超痛めます!!!絶対にやめましょう!!
もし、同じようにつま先に何かを詰めるとしたら、切ったストッキングにしてください。(でもこれもおすすめではありません。応急処置程度です。長時間はやめましょう)

 

これ以外にも、悩み解消方法は多くあると思います。

これだけではありませんよね。
また、かかとが脱げるのは色々な理由があるので個々に対応が変わってきます。
かかと脱げに関しては、毎回とても苦戦しますが、またいい方法があれば投稿していきます。

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靴の事で何かお困りの方、どうぞ小さなことでもご相談ください。

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