履きやすい靴だと思ったのに、歩いたらカカト靴擦れって。

履きやすい靴を求めて
こんにちは。巡(めぐり)です。

お家にある困った靴を、快適な靴に変えよう!という活動をしています。

写真のこの部分、よく擦れる方いませんか?

皮がむけて出血なんて事もありますよね。

どうしてこの靴擦れが多いのか?今日はこの問題について考えてみます。

 

原因① サイズが合ってない 

靴擦れが怖いあまり、大きめサイズを買ってしまう事があると思います。

子供靴はすぐにサイズアウトするし、大きめを買っちゃおう〜とか。

実はこれは良くない選び方です。

靴擦れの原因の多くは、足より靴が大きすぎるという場合が多いです。

小さいから痛むのでは?と思われる方もいますが、逆です。

歩くたびに靴がズルズル動いてしまい、擦れてしまいます。

しかも、新しい靴だと素材が慣れていないため硬く、余計に痛みます。

足と靴がピタッと合えば、足に靴が付いてくるので、擦れる事は少ないです。

cm表記のサイズだけでなく、幅・甲の高さ・カカトの大きさも合えばバッチリです。

 

原因①解決方法

足に比べて、靴のサイズが大きいと靴擦れが多いとお話ししました。

それが原因であれば、靴のゆるみを少し埋めましょう。

1番簡単なのは、調整用の中敷き(インソール)を入れてみることです。

インソールを入れることで、隙間が埋まり、足と靴のカカト部分がピッタリします。

これで快適になればOKです。

↑まずは、こんな物でいいです。500円前後で多く販売されています。

足の前半分だけに入れてみてください。

薄いものから、徐々に厚いものを試してみましょう。

これで解決すれば良いのですが、まだゆるい場合は、つま先からカカトまでの全体に入れる中敷きを入れてみましょう。

とてもキツくなってきますので、かならず薄いものから試してくださいね!

 

原因② 靴の形と足の形が合っていない

これは、時々あります。

ただ、この場合は、最初の試し履きで気付く事が多いです。

足首から踵にかけてのカーブが、靴のカーブと合わないと擦れたり食い込んだりします。食い込むと、かなり触るのですぐに気がつきます。

 

原因②解決方法

まだ履きなれる前に痛くなると思うので、まずは無理をせず少しずつ慣らすようにしましょう。

芯が入っていて硬く作られている部分なので、まずは手で温めながら揉みほぐしてみてください。履きならしは少しずつですが、体温と汗を吸わせることで馴染みやすくなります。長距離を歩くのは止めて、近所の散歩程度で徐々に慣らします。

裸足やストッキングではなく、なるべく靴下で馴らしていきます。

カカト部分だけの中敷きを入れるという方法もあります。

↓こういう物です。

足を持ち上げるような感じで、靴が足に当たる場所をずらします。

カカト部分だけなので、靴がキツくなる事はまず無いです。

そして、この方法で解決する人は結構多いです。

 

 

原因③ 靴の縫い目(ふち)が当たる

これは製造不良の場合と、踵を踏んでしまった場合と要因が異なります。

先日、拝見したお客様の靴は『この靴は、なぜか片足だけが痛い』と仰るので、触ってみたらボコッと膨らんでいました。異物が入っている感じです。

”この膨らみが原因だと思う”と説明したら、とても驚かれていました。

写真の赤丸の部分です。

縫い目部分に革の重なりがあり、靴が変形していたので、製造不良かなと思います(断定はできませんが、片足だけ膨らんでいました)。

 

また、製造不良ではなく、踵を踏んでしまうという事もあります。

特に靴を履く時に、靴べらを使わずに履くと、踵の履き口部分がとても傷んでしまいます。この繰り返しにより踵の部分が変形して足に食い込む事があります。

 

原因③解決方法

製造不良かも・・・というのは自分での解決は無理ですので、購入店に相談しましょう。

修理などで対応してくれる場合もあります。

(修理できない場合もあります。店員さんに相談してみてください。)

 

では、自分で踏んで変形してしまった場合の対処はどうするか。

多くの靴は硬い芯が入っています。これは足を支えるために必要なものです。

その芯が変形してしまうと直すのは難しいです。

少しでも、元の形に近づける方法は、シューキーパーに入れる事。

 

これは、私が使っているシューキーパーの一部です。

100円ショップでも売っていますし、高級なものは1万円などもあります。

まずはこれらを使ってしばらく形を整えておきます。

完全に戻すのは難しいですが、へこみやヨレは改善してきます。

 

他の方法としては、靴の修理屋さんに持っていくと、叩くなどして対処してくれるかもしれません。(これも症状によるので要相談になります。)

 

一度踏んで形が崩れてしまうと、直すのは難しいです。

それが原因で靴ずれをしてしまうのは、とても勿体ないと思います。

なるべく靴ベラを使い、紐やベルトをゆるめて、丁寧に履くように心がけてください。

履き方を気を付けるだけで、靴が長持ちします。

 

それぞれの解決方法を試してみて、履きやすい靴にしよう!

原因がハッキリわかれば、対処できます。

それがご自身でわかれば良いのですか、靴の場合は専門家でないと難しい事も多いです。

原因がハッキリしている前提で解決方法を考えてみましたが、もし、はっきりわからずモヤモヤされてしまうようであれば、購入店に相談してみましょう。

このブログのお問合せ欄からご質問いただいてもOKですよ!

靴で困っていることがあれば、お待ちしています!

 

今日は、カカトの靴擦れのお話でした。

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せっかく気に入って買ったのに、痛くて履けないという困った靴はありませんか?

何度も履いているうちにとても汚れてしまってガッカリという靴はありませんか?

そんな眠っている靴を、もう一度履いてみませんか?

買った時の喜びを思い出して、楽しくお出かけしましょう!

お仕事用の靴が快適になると、パフォーマンスが上がりますよ↑

ぜひ、拝見させてください。

また大好きな靴になるように、一緒に解決していきましょう♪

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靴の事で何かお困りの方、どうぞ小さなことでもご連絡ください。

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